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【ニュース】 リッピング違法化・違法ダウンロード刑罰化が可決><

2012年06月20日
今日のブログでは少々まじめなお話を。

今日の日中開催された参議院・文部科学委員会にて著作権法改正案
(リッピング【CDやDVDのデータをパソコンで処理できるような
ファイル形式に変換して保存すること】の違法化・違法ダウンロード刑罰化)が
賛成多数で可決され参議院本会議でも圧倒的多数の賛成により可決。
開会からわずか7分で散会したそうです。施行は10月1日から。


“私的違法ダウンロード刑罰化”などの著作権法改正案、
参議院の文教科学委員会で可決(Impress Watch)


なお、真偽は不明ですがこの委員会では反対意見がある委員を半強制的に
賛成する委員と入れ替えたばかりではなく採決前の討議・質疑を行わずに
採決されたとか。


森ゆうこ議員のツイート

森ゆうこ参議院議員(民主党)のツイッターより


では『リッピング違法化・私的違法ダウンロード刑罰化』とは何か?
『可決までの疑問点と施行されたらどんな問題が発生する可能性があるのか?』
という事をあくまで私的な意見ですが述べさせて頂きます。


●そもそもリッピング違法化
 私的違法ダウンロード刑罰化とは?


簡単に説明すると

リッピングを行うことの違法化と有料のCD・DVD・動画を違法配信
(アップロード・放送)であると知りながら私的使用のためにダウンロードする行為を
行った者に対して2年以下の懲役又は200万円以下の罰金を科す
 

という法案です。

一時ファイルにあるキャッシュ(音楽・動画ファイル)の移動やコピー等を
 行わない視聴のみの場合は対象外。


●可決までの疑問と施行されたら
 どんな問題が起こりうるのか?


・最初から可決ありきでろくな審議や質疑が行われていないばかりか
 反対意見を述べる参考人に『どうしたら賛成できるのか?』と質問したり
 反対意見の委員の排除など民主主義を無視したやり方で可決されている。

・何故比較的発見が容易な違法配信の元である違法アップローダーの
 検挙や罰則の強化ではなくいつ誰が行ったのか探知する事が非常に困難な
 違法ダウンローダーの罰則化適用としたのかやその有効性に疑問がある。

・警察の別件逮捕・捜査に利用される可能性がある。

・立件に関しては事実上対応する警察官の裁量に一任されるため判断基準が曖昧。
 
・警察の捜査権拡大に繋がる恐れがある。
 
・捜査のためにPCの内部のデータを見られるためプライバシー権の侵害や
 ネット社会の検閲化が行われる可能性もありえる。

・違法化法案を利用した振り込め詐欺・恐喝多発の可能性。

・これまでグレーソーンでありつつも著作権元の作品の宣伝・広告にもなっていた
 MADなどの自作動画作品を制作できなくなる(製作過程で違法)可能性が高い。

・違法ダウンロードの周知徹底のため教育の充実を義務付けるとしているが
 情報(PC・ネット)関係の学習内容・時間的に新たな教育内容・時間を
 増やす事は困難かつ現場や関係者に負担を強いることになる。

・施行後新たな規制内容の追加や拡大の可能性。及びその危険性。
 (新たにニュース記事や画像を保存しブログに転載・張り付ける行為などを
 違法とした場合、情報や言論統制に繋がる恐れもある)



ちなみに海外のサイトに違法アップロードされた動画・音楽であっても
日本国内でダウンロードした場合は違法となります。
(ただし海外のサイトの管理・運営者はこの法案に従う義務はありません)


特に恐ろしいのは『リッピング違法化』に関してしては前々から議論されて
おりましたが『私的違法ダウンロード刑罰化』は権利者側が以前から
『違法アップロード・ダウンロードにより音楽産業に多大な損害を与えている』と
訴えていたことを受けて自民・公明両党が修正案として立案。
民主党が賛成し上記の様にまともな議論がなされず強行的な手段と方向で
今日可決され立法化した事です。



確かに著作権が守られることは必要です。
もちろん違法アップロードもダウンロードもするべきではありませんが
ここまで性急ですと何故これほど立法化を急ぐのかと疑問です。
もっと長い時間をかけてじっくりと議論や検討・質疑を行いたくない理由が
あるのかと勘繰ってしまいますね。


そして一方では著作権にまつわる法制度を検討する文化審議会
(文部科学大臣と文化庁長官の諮問機関)の小委員会が二次創作する行為について、
『規定を作ることで著作権侵害にあたらない合法な二次創作を明確化しよう』
という内容を今期の課題として取り上げる
ことが明らかになっております。

「パロディ」規定にネットも注目(ニコニコニュース)

もしこの二次創作も規制された場合、
良い方向なら二次創作が正式に『合法』と認められる可能性がある一方
悪い方なら自由に同人作品や動画製作が出来なくなるばかりか
ツイッターやブログで二次創作の自作イラストの使用すら出来なくなる可能性も……。


現状では『規定』が同人や自作イラスト・動画を製作される方、楽しまれる方、
サイトを運営されている方、商売にしている方などに対してどのような影響が
出るのか判りませんがこちらも注視していく必要がありそうです。


私の杞憂かもしれませんが色々と問題や疑問、不安がある今回の可決。
皆さんはいかがお考えでしょうか?

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