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【ニュース】 テレビではあまり話せないオリンパス問題の裏事情

2011年11月09日
既にご存知の方も多いと思われますが昨日、
カメラメーカーなどで有名なオリンパス株式会社が
約20年にも亘って損失隠蔽(粉飾決算)を行っていた事を公表。
現状では1000億円超の損失を隠蔽していた事が明らかになりました。


同じく昨日行われた高山修一社長の会見では
『自分は聞かされるまで知らなかった』『社長を辞任する考えはない』
『詳細は第3者委員会にお任せしているためお話できない』

弁明に終始したため更に信用を失う結果に。

私は株の投資を行っていないどころか株そのものも
詳しくはないのですがこの問題を時系列化するとこんな感じになります。


 
【オリンパス粉飾決算の年表】

●1990年代 

有価証券投資の損失の先送り(損失隠蔽・粉飾決算)が始まる。


●2006年

国内の医療産業廃棄物会社・アルティスを売上高3000万なのに
約288億円で買収。他2社
(いずれも売上高は低い。しかも1社はオリンバスの事業と関係がない)を
買収し合計約734億円で買収する。
3年後の09年3月期に約550億円の損失を計上。


●2008年 

英医療機器メーカー・ジャイラスグループを2117億円という巨額で買収。
その際、仲介した投資助言会社・Axes Americaに
買収額の約30%(通常の顧問料は買収価格の1~5%程度)にあたる
約660億円(当時の為替レート換算)を支払う。



●2011年 3月

ドイツ・ハンブルグ検察当局がオリンパスの欧州子会社の
数千万円規模の着服疑惑で元役員3人を背任の罪で訴追。


●2011年 4月

1日にオリンパス勤続30年のマイケル・ウッドフォード氏が
オリンパス株式会社の新社長に就任。



●2011年 7月~10月

7月と9月に月刊誌『FACTA(ファクタ)』がオリンパスの
損失隠蔽や行き先が不明なお金の流れなどの疑惑を報道。

事態の深刻さを考えたウッドフォード氏が菊川本会長ら
役員に何度も照会するも
『何も心配要らない。タブロイド誌特有のセンセーショナリズムだ』
など納得できない説明をされる。

この件で役員と監査法人に疑念を抱いたウッドフォード氏は外部の監査法人に
情報を提供し調査を要請。
調査で『違法性がないとは言えない可能性がある』という結果が出る。


●2011年 8月

ウッドフォード氏が国外からオリンパス役員・監査法人に対して
不正経理疑惑がある案件の調査と対応を再三求めるも、
いずれもこれを『問題はない』として無視。

菊川会長(当時)や森副社長に辞任を要求したがこれをも無視される。


●2010年 10月

14日、オリンパス取締役会はウッドフォード氏が社長に適さない
(損失隠蔽の調査と外部監査法人へ調査要請)という理由で
ウッドフォード氏に解任に対する弁明の機会を与えないまま
役員の満場一致で社長・取締役員からの解任を決議。

その場で菊川会長が社長を兼務する事が決定する。

この解任決議直後、ウッドフォード氏はID没収どころか
自分が家賃を半分出して住んでいた家からも追い出され
ウッドフォード氏は国外に『脱出』。
(オリンパスが反社会的組織とのつながりがある可能性がある事が
判明した事から身の安全のため)

海外メディアに対して自分への仕打ちと疑惑に対して何の対応もしない
オリンパスの内情を告発し始める。

26日に疑惑報道が増加している事を受けて菊川会長が社長職を辞任。
新たに高山修一専務取締役が社長就任する。
高山新社長は不正経理などの疑惑に対して完全否定するが
オリンパスの一連の動きから市場の不信感は更に強まり
株価が下降し始める。

同26日にウッドフォード氏から相談を受けた米連邦捜査局(FBI)が
『オリンパスの損失隠蔽には株主に対する巨額詐欺疑惑と
反社会的組織への資金供与の疑いがある』として捜査開始。

FBIのほかに米司法省、米証券取引委員会(SEC)、イギリスの特捜(の様な機関)、
3月に別件で動いていたハンブルグ検察当局などもこの件の調査開始。

この事や損失隠蔽疑惑は日経新聞でも取り上げられるが
疑惑を完全否定しているオリンパス側の主張に添った内容の記事だった。
(ちなみに日経からオリンパス側への天下りが行われている)


●2011年 11月

1日にオリンパスが『ジャイラスグループ買収取引』
『国内3社の買収取引』問題の調査のための第三者委員会を設置。

8日(昨日)高山社長が森副社長から損失隠蔽の事実があると
打ち明けられたとしてこれまでの疑惑完全否定の姿勢を一転して
損失隠蔽を認める会見を行う。

第三者委員会が調査中であると発表する共に、
一連の処理に関与していた森久志取締役副社長を副社長から解任。
同じく関与した山田秀雄常勤監査役は辞任する意向と発表した。

会見後オリンパスの株価が大暴落しストップ安になる。
計算上10月14日の株価下落から昨日11月8日のストップ安で終値までの間に
約5000億円が吹っ飛んだとか==;


…と簡単に記載しましたが判りやすく言うと
『山一證券』や『カネボウ』の時の様な
粉飾決算事件です。


あくまで素人的かつ私的な考えですが
恐らく上記企業の時と同じ様にオリンパスも数年で解散。
カメラ製作などの事業を他の企業に売り渡し又は吸収合併される
可能性があるものと思われます。
もちろん上場廃止や刑事事件になる可能性も高いでしょう。


何にせよ最も被害を被るのは従業員と株主ですね。
従業員の方は新しい雇用先で雇ってもらえるかもしれませんが
株に関してはこれまでの事例から正直かなり厳しいのではないかと。
過去の事例から最悪1円の値打ちもなくなるという事にも
なりかねませんし(´・ω・`)-3
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